大企業でも、中小企業でも、数十万円規模の小規模な案件というのはあるものです。特にIT系であれば、WEBサイト制作から、簡単なシステム開発案件などの需要は数多く存在します。しかし、法人化されている会社では、固定費を含む経費や人件費など抱えるものも大きいため、その程度の金額規模では赤字になってしまうことが多く、なかなか請けてもらえないというのが現状のようです。
また昨今では、案件ごとに変わる要件を全て自社で賄うのは限界があるため、アウトソースで対応するという流れなどから、アウトソーシングを採用する企業が増えてきています。しかし、さまざまな場面でアウトソーシングを利用しようとしても、上記のような背景もあり、小さな案件ほど外注先探しに苦戦している会社も多いようです。
フリーランスSEであれば、固定費を含め、経費はさほどかかりません。大規模な案件にどっぷりはまるよりも、小規模な案件を月に複数受注できるほうがリスクも少なく、メリットが大きいという考え方もあります。法人にとっては不採算案件となる小さな案件も、個人であれば十分に利益がとれるということです。
発注側としても、個人相手に多額の案件を発注するには不安もリスクもありますし、仕事を請ける側の個人も同様に不安があるでしょう。かといって小さな案件を法人に出せば、発注側の利益もほとんど無くなってしまいます。このような状況から、数十万円規模の小規模案件は、フリーランスにとっても、発注企業にとっても、お互いのニーズがマッチする、ちょうどよい案件規模なのです。
数十万円という金額は、開発案件としては小規模ですが、一個人の収入として考えれば、小さな額ではありません。こまめに数をこなして積み上げることができれば、十分な収入となりえるでしょう。
フリーランスSEとして、小規模案件を多数受注できるようになってくると、どうしても社員が欲しくなってきます。自分ひとりで消化できる仕事量には限界がありますがら、人を雇いたいと思うのは当然のことです。しかし、その仕事が途切れたら社員の給料分が固定的にマイナスとなってしまいます。社員を雇う場合は、慎重に検討する必要があります。普段から横のつながりを持っておき、お互いに仕事をふれるパートナーとしての関係性をつくっておくのもフリーランスSEの知恵のひとつです。
システム開発会社の中堅SEから、フリーランスSEとして独立して、5年。独立のために悩んだ期間は約2年。もっと早く独立するべきだったと思っています。フリーランスSEの道へようこそ。
毎月だまっていても一定の給料が入ってくる会社員の安定を手放し、フリーランスSEとしての道を踏み出すにあたり、誰しもまず不安に思うのは収入のことではないでしょうか。フリーランスというと月々の収入に波があるのはいたし方ありませんが、フリーランスSEの場合、毎月定額で収入を得る契約方式も少なくありません。フリーランスSEの報酬生産の仕組みを知りましょう。
フリーランスSEになったらどうやって仕事をとってくるのか?そもそも仕事をとれるのか?そういう不安もあると思います。仕事をもらえるようなあてがない人はもちろん、ある程度の人脈やパイプがある場合でも、思うように仕事がとれないときもあるでしょう。そういう時に役立つのがエージェント。営業力のあるエージェントであれば、自力で仕事を探すよりも高額案件をとれる可能性も高くなります。
ビジネスには季節変動がつきものです。フリーランスSEの案件にも、時期に応じた特徴と波があります。一年を四半期ごとに分けて、それぞれのタイミングの案件の概況を紹介します。一年間の流れを知っておけば、どのタイミングまでに何をしておかなければならないかも見えてきます。先々を見据えて、先手先手で動くことが、フリーランスSEが生き残る知恵でもあります。