フリーランスSEとして活躍し続けるために、中堅SEから上級SEへのステップアップについても考えてみましょう。テクニカルスキルや技術知識の習得、現場経験の積み重ねによって若手から中堅へと成長し、そこから先、上級を目指すには、ビジネスマンとして年齢相応のヒューマンスキルも求められるようになります。当然、技術面においても常に吸収し続けなければならず、満足してしまった時点でエンジニアとしての価値は下がり続けてしまいます。
フリーランスが上級のSEを目指すときにはどんなスキルを身につければいいのでしょうか? 特に重要と思われる3つをとりあげます。まずは「技術と知識」です。これを豊富にもち、かつ新しいものを取り入れていくことです。そして「コミュニケーション能力」、より大きなプロジェクトに携わるには、多くの人を統率していかなければなりません。単に和を乱さないというだけでなく、同じ目的に向かってチームのメンバーを導くリーダーシップが必要なのです。最後に「ロジカルな思考」です。SEとしては基本的なスキルですが、力技ではなんともならない規模なシステムの開発では必須のスキルです。
フリーランスになったのなら、エンジニアとしての仕事だけでなく営業をすることも非常に重要です。まずは持っている人脈を活かして仕事を得ることを考えましょう。それがうまくいかなかった場合には、「AIWIL」や「レバテックフリーランス」といったエンジニアの案件紹介サイトを使うことも検討しましょう。このようなサイトを選ぶ場合は、マージンの割合や会社の場所なども確認しておくことが重要です。フリーエンジニアは報酬を高くすることに抵抗があるかもしれませんが、高い報酬にすることで、こういった業者のエージェントも潤うことを考えると、そこに遠慮は必要ないでしょう。
中堅SEが独立後、思うように収入が得られないとしたら、その原因はフリーランスになったにも関わらず会社勤めの感覚のままSEの仕事を行っているからかもしれません。フリーランスSEとして上級を目指すためのヒントとして、上級者フリーランスSEの思考法を紹介します。フリーランスは、SEである自分自身を商材とするビジネスです。ビジネスプロセスを成功させるための循環思考法には、フリーランスSEとして成功するためのベースを見出すことができるかもしれません。
システム開発会社の中堅SEから、フリーランスSEとして独立して、5年。独立のために悩んだ期間は約2年。もっと早く独立するべきだったと思っています。フリーランスSEの道へようこそ。
毎月だまっていても一定の給料が入ってくる会社員の安定を手放し、フリーランスSEとしての道を踏み出すにあたり、誰しもまず不安に思うのは収入のことではないでしょうか。フリーランスというと月々の収入に波があるのはいたし方ありませんが、フリーランスSEの場合、毎月定額で収入を得る契約方式も少なくありません。フリーランスSEの報酬生産の仕組みを知りましょう。
フリーランスSEになったらどうやって仕事をとってくるのか?そもそも仕事をとれるのか?そういう不安もあると思います。仕事をもらえるようなあてがない人はもちろん、ある程度の人脈やパイプがある場合でも、思うように仕事がとれないときもあるでしょう。そういう時に役立つのがエージェント。営業力のあるエージェントであれば、自力で仕事を探すよりも高額案件をとれる可能性も高くなります。
ビジネスには季節変動がつきものです。フリーランスSEの案件にも、時期に応じた特徴と波があります。一年を四半期ごとに分けて、それぞれのタイミングの案件の概況を紹介します。一年間の流れを知っておけば、どのタイミングまでに何をしておかなければならないかも見えてきます。先々を見据えて、先手先手で動くことが、フリーランスSEが生き残る知恵でもあります。