できるフリーランスSEは思考ルールが違います

中堅SEのためのフリーランス講座

上級者だけが実践している思考ルール

フリーランスも経営者

フリーランスSEとして成功している人は、SEとしてのスキルもさることながら、自分自身を売る力に長けています。独立した以上、会社員の感覚を自ら打ち破り、経営者としての感覚を身につけることが重要です。起業家ではなくとも、個人事業主である以上、フリーランスは経営であるという意識が大切です。

企業もフリーランスも勝ち残り戦

企業経営には「永続」というテーマがあります。存続し続けるために利益を追求しています。しかし、実際には10年以上存続する企業は全体のたった6%しかありません。さらに20年継続している企業はというと、僅か2%です。 フリーランスも同様に、独立した人全員が継続できるわけではありません。生計が立たない、資金が続かない、仕事がとれない等の事情で多くのフリーランスが挫折し、会社員生活に戻っていきます。独立することは簡単で、誰にでもできることですが、フリーランスを続けることは想像以上に難しいのです。

成功者の思考ルール「5Aサイクル」とは

成功者の思考にある特定の共通点が、『トップ1%だけが実践する共通の思考の法則』(著者:永田豊志氏)という本の中で紹介されています。「5Aサイクル」とは、5つのビジネスプロセスを高速で循環させるという、永田氏が企業経営におけるケーススタディを研究して見つけた、ごくシンプルな行動様式です。
5A とは、Awareness(認知)、Approach(アプローチ)、Action(実行)、Analysis(分析)、Adjustment(適応)という5つのキーワードをさしています。
5Aサイクルとは、顧客のニーズを認知し、問題解決のためのアイデアを組み立てて、誰よりも早くスピーディーに実行し、実行した結果を分析した上で、仮説と結果の差異をうめるべく柔軟に適応する。というサイクルを、ぐるぐると循環させてビジネスが成功につながるというビジネスプロセスです。

すべてのビジネスマンに適用できる思考ルール

この考え方は企業経営のみならず、あらゆるビジネスマンに適用できるとされています。フリーランスSEも、もちろん例外ではありません。フリーランスとしてサバイバルを勝ち抜くためには、実行力と適応力、分析力と発想力、そして洞察力などが不可欠です。猛スピードで変化する現代社会の中でも変化の早いIT業界でフリーランスSEとして勝ち残るためには必要不可欠な考え方として身につけたい思考法です。

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システム開発会社の中堅SEから、フリーランスSEとして独立して、5年。独立のために悩んだ期間は約2年。もっと早く独立するべきだったと思っています。フリーランスSEの道へようこそ。

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